仕事をしていると、「外注」という言葉に遭遇するケースもままあります。そもそも外注とはどういったことを指すのでしょうか?ここでは、外注の意味や外注のメリット・デメリットについて解説をしていきます。
外注の意味とは?
まず、「外注」の正しい意味について知りましょう。外注は、会社で行う仕事の一部を外部の会社へ発注してやってもらうことを指します。自社だけで仕事を行うのではなく、外部の会社に手伝ってもらうといったことになります。
自社でリソースが不足している場合やスキルが不足している場合は、外注して他の会社に業務をお願いするというケースが多々あります。
外注のメリット・デメリット
外注にはメリット・デメリットがそれぞれ存在します。それぞれ解説していきます。
メリット
外注のメリットは、クオリティが高まるという点です。自社でスキルが足りない場合は、外注することでクオリティの高いものを納品してもらえます。
また、社内業務に専念できるという点もメリットです。日常的に行っているルーティーン業務を外注化することで、空いた時間にやらなければならない業務に着手できます。
デメリット
一方で、デメリットについてですが、外注化すると自社の人材育成につながらないという点です。仕事は自身の業務で最初から最後まで行うことで知識やスキルが身につくものです。外注化してしまうと、知識・スキルが身につかず、社内にノウハウが蓄積されません。
また、情報漏洩のリスクもはらんでいます。社内で保有している情報を外部に持ち出すため、情報が漏れる可能性は高まります。
まとめ
ここまで、外注とはどういったものなのか、外注のメリット・デメリットについて解説してきました。外注には良い面もありますが、悪い面も存在します。両者を天秤にかけたときに、メリットの方が大きいと判断できれば、外注化も検討してみてもよいでしょう。自社にとって外注するのがよいのか、しないほうがよいのかしっかりと吟味することが大切になります。