タイムスタンプ、という言葉を聞いたことがある方は、昔よりは増えたと思います。しかし、具体的に、どのようなものなのでしょうか。
タイムスタンプとは、ある時刻に、データが存在していた、ということや、それが変更されていないこと、などを証明するようなものです。なぜそのようなものが必要なのかというと、電子データは紙とは違って、ボタンひとつで削除でき、また、ボタンひとつで改ざんすることができるため、それを防ぐためには、いつ、どこで削除、改ざんされたのか、というようなことを、証拠として残す、という行為が必要なのです。そうすることで、悪いことをする人に対する抑止力となり、また、より正確にデータを管理することができるようになります。
でも、タイムスタンプを発行するのは難しそう、と考える方は多いと思います。しかし、今や様々な選択肢が用意されているのです。たとえば、自社で発行しようとする場合は、時刻認定局と契約し、簡単に利用することができます。その手続きも難しいものではなく、一般的な手続きと同様、むしろ楽な手続きで契約できます。
他にも、タイムスタンプのために作られたITサービスが多くあります。ですから、そのようなサービスを利用する、というのも、一つの選択肢です。
ぜひ、活用していきましょう。